駐車場の車止めに当てるべき、当てないべき?
神戸市長田区で自動車の板金塗装、修理を行っている「エヌクオリティ」です。コンビニの駐車場やコインパーキングに駐車する際、皆さんは「車止め」に当てて停めますか?車止めに当たる程度にもよりますが、車止めに当て続けると車を痛めることも・・・。それでは、車止めに当て続けるとどのようなデメリットがあるのでしょうか?
多くの駐車場に設置されている車止め。一般的に長方形のものが多いですが、近年はタイヤの形に合わせた五角形のものも見かけます。
車止め設置の目的は「ここよりも後ろに行かないように」という目印です。車止めを設置することで、奥に行き過ぎないことで衝突防止の役目を果たしています。
あくまでも駐車位置の目安なので車止めに当てる必要はありません。しかし、枠内に車が収まっているか不安で車止めに当てないと落ち着かない人もいるのではないでしょうか。 では、車止めに当てると考えられるデメリットにはどのようなものがあるのでしょう。
・車止めを乗り越えてしまう可能性
スピードを落として車止めに当てれば、車止めを乗り越えることはあまりないでしょう。しかし、車止めはあまり高くないので、スピードが出ていると簡単に車止めを乗り越えてしまいます。 その場合、車止めの後方に人や物があると接触する危険性があります。また、後方に何もない場合でも車止めを乗り越えることで、車に傷がつく可能性もあります。
・車体の低さによっては車体が傷つくことも
車止めは車体を傷つけない高さに作られていますが、あくまでも一般的な車を対象にしています。車高を低くカスタマイズしている車は、車止めに当たると車体が傷つく可能性もあります。
・タイヤによくない
一番のデメリットは「タイヤによくない」ではないでしょうか。車止めにタイヤがのしかかったまま長時間置いていると、タイヤに負荷がかかります。タイヤの形に合わせた五角形の車止めの場合は、まだ負荷は軽くなりますが、長方形のタイプの場合は、角がタイヤに食い込みます。 短時間でも繰り返し行われるとタイヤにダメージが蓄積されれ、古いタイヤの場合だとタイヤにヒビが入ることも考えられます。